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「京味」
●住 所/港区新橋3-3-5
●電 話/03-3591-3344
●訪問日/2008年2月20日(水)
●入店時間/19:00
●オーダー/おまかせ×2
●会 計/76,650円
昨年末にミシュランなるガイド本が発売され、世間ではまるでそこに掲載された各店がそのジャンルにおける最高峰の店とでも言わんばかりに巷の噂になっている。ミシュランに選ばれ掲載されるような店はみなそれなりに努力を積重ねている店であろうが、一方では、ミシュランの権威?!などにはまったく興味を示さず、それに頼る必要のない狄燭量湘広瓩噺討个譴訶垢覆匹任麓荳犁馮櫃続出したらしい。実はこの京味もそんな店のひとつである。京味の料理がどれほど素晴らしいものであるかは既に多くの食通諸兄らが認めているところで、ミシュランなるものにその評価を委ねる必要性がまったくない。従ってこの店ではミシュランの話題などどこ吹く風である。
この日の献立
●粕汁
白濁色の粕汁の中には上品に根菜類が入る。寒い日に身体が暖まる一品である。
●先付
蕗の薹・からすみの餅巻・稚鮎
餅とからすみの取り合わせは京味では度々供される一品である。美味。
●松葉蟹
日本海の冬の味覚の王者である松葉蟹。この日はボイルにて供された。
●すいぎ含煮
京味定番とも言えるずいき(芋茎)の含煮。いつもは蓋付の小椀にて供されるがこの日は陶器の器にて供された。柔らかく煮たずいきにとろみを加え、最後におろし生姜を少々落とす。生姜の香りとずいきの柔らかく且つしゃきしゃきした食感がいつもながら旨い。
●二十日大根の海鼠腸漬
7〜8cm程の長さの二十日大根を海鼠腸に三日間漬込んだという一品。私は京味で供される海鼠腸ほど旨い海鼠腸を食したことがない。この海鼠腸はそれ自体が絶品と言える一品であるが、そこに惜しげもなく二十日大根を漬込むとは・・・
●河豚白子焼
一口大に切り分けられた白子が二つ、軽く塩を振って焼いただけのシンプルな一品だが、今回も焼加減、味ともに完璧である。外は芳ばしく中は熱々でとろけるように旨い。
●白魚と芹の天ぷら
先月同様の一品である白魚と芹の天ぷら。この組合せは京味ではよく供される。新鮮な白魚に芹のしゃきり感が絶妙に合い、あっさりとしていて揚物の重さをまったく感じざることなく旨い。衣は薄くサクサク軽い揚がり具合で何もつけずにいただける。
●造り
鯛、赤貝、河豚
鯛と河豚はポン酢で頂く。いつもながらかわはぎの肝が共に供され美味。赤貝は山葵と醤油にて頂く。
●すっぽん鍋
京味では時折すっぽん鍋が供される。前回も思ったことだが、何をやっても一流店以上の仕事をしてしまう凄さにはただただ感服するのみである。ぐつぐつと煮える鍋の中にはすっぽんの部位が三つ入り、黄色い脂肪の玉と焼いた餅も入れられる。出汁はしっかりしていて旨い。全体に薄味でやさしく円やかで優しい味わいである。美味。
●虎魚の唐揚
この日はここでも更に揚物が供された。肉厚のある虎魚は身が締まり適度な歯応えと味わいがある。
●めばるの煮付
「僕は子供の頃に、このめばるの煮付けを白飯と一緒に食べるのが大好きだったんです。これだけあれば御飯が何杯でも食べられたんです・・・」と大将が笑顔で話しながら、自から小骨を丁寧に外し供してくれた。素材や味付けの良さは言うまでもないが、それでいてどことなく家庭の懐かしさを感じさせてくれる一品である。
●ハラス御飯
定番のハラス御飯は言うことなし。美味。
●くずきり
こちらも定番。作りたてをつるつると頂く。
この日も贅を尽くした和の匠の真髄に触れ、至福のひと時を過ごし店を後にする。いつもながらの帰り途もご丁寧に大将に送って頂き恐縮するばかりである。
●住 所/港区新橋3-3-5
●電 話/03-3591-3344
●訪問日/2008年2月20日(水)
●入店時間/19:00
●オーダー/おまかせ×2
●会 計/76,650円
昨年末にミシュランなるガイド本が発売され、世間ではまるでそこに掲載された各店がそのジャンルにおける最高峰の店とでも言わんばかりに巷の噂になっている。ミシュランに選ばれ掲載されるような店はみなそれなりに努力を積重ねている店であろうが、一方では、ミシュランの権威?!などにはまったく興味を示さず、それに頼る必要のない狄燭量湘広瓩噺討个譴訶垢覆匹任麓荳犁馮櫃続出したらしい。実はこの京味もそんな店のひとつである。京味の料理がどれほど素晴らしいものであるかは既に多くの食通諸兄らが認めているところで、ミシュランなるものにその評価を委ねる必要性がまったくない。従ってこの店ではミシュランの話題などどこ吹く風である。
この日の献立
●粕汁
白濁色の粕汁の中には上品に根菜類が入る。寒い日に身体が暖まる一品である。
●先付
蕗の薹・からすみの餅巻・稚鮎
餅とからすみの取り合わせは京味では度々供される一品である。美味。
●松葉蟹
日本海の冬の味覚の王者である松葉蟹。この日はボイルにて供された。
●すいぎ含煮
京味定番とも言えるずいき(芋茎)の含煮。いつもは蓋付の小椀にて供されるがこの日は陶器の器にて供された。柔らかく煮たずいきにとろみを加え、最後におろし生姜を少々落とす。生姜の香りとずいきの柔らかく且つしゃきしゃきした食感がいつもながら旨い。
●二十日大根の海鼠腸漬
7〜8cm程の長さの二十日大根を海鼠腸に三日間漬込んだという一品。私は京味で供される海鼠腸ほど旨い海鼠腸を食したことがない。この海鼠腸はそれ自体が絶品と言える一品であるが、そこに惜しげもなく二十日大根を漬込むとは・・・
●河豚白子焼
一口大に切り分けられた白子が二つ、軽く塩を振って焼いただけのシンプルな一品だが、今回も焼加減、味ともに完璧である。外は芳ばしく中は熱々でとろけるように旨い。
●白魚と芹の天ぷら
先月同様の一品である白魚と芹の天ぷら。この組合せは京味ではよく供される。新鮮な白魚に芹のしゃきり感が絶妙に合い、あっさりとしていて揚物の重さをまったく感じざることなく旨い。衣は薄くサクサク軽い揚がり具合で何もつけずにいただける。
●造り
鯛、赤貝、河豚
鯛と河豚はポン酢で頂く。いつもながらかわはぎの肝が共に供され美味。赤貝は山葵と醤油にて頂く。
●すっぽん鍋
京味では時折すっぽん鍋が供される。前回も思ったことだが、何をやっても一流店以上の仕事をしてしまう凄さにはただただ感服するのみである。ぐつぐつと煮える鍋の中にはすっぽんの部位が三つ入り、黄色い脂肪の玉と焼いた餅も入れられる。出汁はしっかりしていて旨い。全体に薄味でやさしく円やかで優しい味わいである。美味。
●虎魚の唐揚
この日はここでも更に揚物が供された。肉厚のある虎魚は身が締まり適度な歯応えと味わいがある。
●めばるの煮付
「僕は子供の頃に、このめばるの煮付けを白飯と一緒に食べるのが大好きだったんです。これだけあれば御飯が何杯でも食べられたんです・・・」と大将が笑顔で話しながら、自から小骨を丁寧に外し供してくれた。素材や味付けの良さは言うまでもないが、それでいてどことなく家庭の懐かしさを感じさせてくれる一品である。
●ハラス御飯
定番のハラス御飯は言うことなし。美味。
●くずきり
こちらも定番。作りたてをつるつると頂く。
この日も贅を尽くした和の匠の真髄に触れ、至福のひと時を過ごし店を後にする。いつもながらの帰り途もご丁寧に大将に送って頂き恐縮するばかりである。
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