食道楽 ━KUIDORAKU━

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割烹 七面草
「割烹 七面草」

●住 所/中央区銀座8-4-23 クレグラン銀座2F
●電 話/03-3575-4678
●訪問日/2007年3月28日(水)
●入店時間/19:55
●オーダー/お造り(鮪・鯛・海老・赤貝)・焼き蛤・胡麻豆腐・酢の物・卵焼き・鰈の煮付・
  鯛茶漬け・フルーツ(マンゴ)※全て×2
●会 計/送り(※1名25,000円程度)

 銀座には“知る人ぞ知る”と言われる名店が数多く存在する。その中でも銀座を愛する本物の食通から別格として扱われる店がある。そんな一軒が“七面草”だ。
銀座界隈をテリトリーにしている紳士淑女の中にもこの店のことを知らないとか足を踏み入れたことがないという人は多く、ましてやネット上では多くのグルメ情報等を公開しているレビュアーからのレビューすら見当たらない。(もしかしたら七面草をネット上で紹介するのはこのブログが世界初となるかも知れない・・・)

では七面草とはどんな店で何が別格なのか。ひとつには一見の客はこの店に入れない。
支払も現金やカードは受け付けない。しかし、七面草の本質はそうしたシステムではなく料理そのものの質が高く何を頼んでも完成度の高い料理が供されるという安心感にある。
店はこじんまりしているが清潔感があり、家庭的な雰囲気でありながらも食事をする場の空気として心地よい緊張感を保っているところがこの店の素晴らしさでもある。

この日は仕事のパートナーであり大切な友人でもある弊社社長と七面草の暖簾をくぐった。普段はお互いに多忙な為、こんな時間に二人でゆっくり食事をするなんてことは滅多にないのだが、幸運にも互いのスケジュールが調整出来たので私の方から彼を誘った。
先ずはビールで乾杯をし、水入らずで仕事の話しをしているとオーダー通りにひとつずつ料理が運ばれてくる。刺身は全て新鮮で特に赤貝は色もよく肉厚もあって歯応え抜群で旨い。蛤はひと目で鹿島産のそれとわかる大振りなものが二つ出され、熱々のうちにすだちをひと絞りして頂く。胡麻豆腐は七面草を訪れたならば必ず頼みたい逸品のひとつで、一口食べた瞬間に笑顔がこぼれ、口の中からじわじわと幸福感に包まれていく。酢の物、卵焼きと続き本日メインの煮魚が出される。甘過ぎず辛過ぎず絶妙なる味加減で煮付けられた鰈は味が浸み込みやわらかく旨い。ここまでどれも完成度の高いものばかりで、出された料理に対する不安や不満など微塵も感じさせない。
それにしてもこれだけ連続して、素朴でありながらもレベルの高い和の匠を味わうとやはり日本人に生まれて幸せであると実感するものだ。



さて、お次はお待ちかねの鯛茶漬だ!(写真下)
ここ数年銀座でも鯛茶漬ブームのような流れがあり、多くの日本料理屋が鯛茶漬けを締めの食事のメニューに加えてきた。しかしながら七面草のそれはこの店が別格であるということを最後の最後に客に明確に認知させるかのような美味極まるものである。この鯛茶漬は茶漬とは言いながらも出汁やお茶などはかけずにそのままご飯にのせて焼海苔で巻いて頂くのが最も旨い食べ方だ。



本日最後に供されたフルーツはマンゴであった。ちょうど食べごろでほどよい甘みと酸味にマンゴ特有の食感が加わりこれまた美味であった!


最後に七面草のメニューを大公開・・・
この他にも旬の食材をつかった料理を供してくれる。





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